痛みも、そのほかの症状も、症状が出ている場所に原因があるとして終わってしまってはいけません。
とりあえずは、症状が出ている場所に応急手当をするのしても、それで終わっていたのでは再発する可能性を残したままになってしまいます。
何が必要なのか。
その何がが根本治療なのです。
根本治療は、根本原因への治療です。
根本原因は、症状の出ているところにはありません。
全体構造に問題が発生していて、痛いところは、応力が集中しているところです。
応力が集中してしまうのは、全体構造に問題があるからで、全体構造をみていかないと、根本に迫ることはできません。
骨盤は、全体構造を見る際に欠くことのできない重要部位です。
しかし、だからと言って、根本原因とは言い切れません。
骨盤に問題発生するさらに向こう側に、膝の問題があるかもしれないのです。
そして、骨盤は、下肢全体のロコモーションのエンジンでもあり、このエンジンは使ってないと機能しないのです。
歩かない習慣は、骨盤エンジンを使わない習慣です。
骨盤エンジンが使われないと全体構造が戻る機会を得ることができません。
しかし、外傷などにより骨盤エンジンが壊れたまま動いていたのでは、全体構造は治っていきません。
だから、このエンジンを治す必要があるのです。
このエンジンは重力がかかって機能するエンジンなので、重力と骨盤の関係を読んで施術するのが正式なやりかたです。ただ歪みを捻ったりして治すものではないのです。
根本の治療にならにのです。
重力が関係して動く骨盤は、重力がどう骨盤を動かしているかを見極めながら施術しないと、ただ見かけ上の結果を導くことしかできません。
これが、他院と当院との骨盤矯正の違いです。
根本治療は全体構造の治療であるが故に、骨盤矯正は必要であり、骨盤は重力との関係で動くので、重力を読んで矯正しないとただの歪み直しになってしまい全体構造を改善することはできないのです。
根本治療とは、こういうことです。