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当院で重症患者の方を診る理由

当院ではこれまで、改善できない方の改善のお手伝いをさせていただき、一つの真理を確信しております。

それは、改善に必要なのは、正しい知識を持つことです。

 

なぜ正しい知識が周知されていないのかが、不思議と言えば不思議です。

 

痛い云々のほとんどは運動器の障害です。

 

運動器とは、骨、筋肉、靭帯、腱、筋膜などのことを言います。

 

運動器は正しく使われていないと壊れてしまいます。

 

正しく使われず壊れてしまうのが当たり前なのに、壊れないのは、自動的に修復されるからです。修復は主に私達が夜眠っている間に起こっています。

 

しかし、ずっと正しく使われないと修復が追い付かず、ついに本当に壊れてしまいます。

 

レントゲンで見えるものもあれば、見えないものもあります。

 

でも、どちらかと言うと見えないですね。

 

見えるのは、壊れた像というよりも、もうこれ以上壊れたら困るとして耐えられる構造に変化してきている像が見えます。

 

膝の変形とか、腰椎の変形なんかは、そんな像です。

 

なので、改善のためには正しく使えるように戻さなくてはなりません。

 

それは、施術家の仕事でもるのですが、ご本人の仕事でもあるのです。

 

なぜなら、正しく使えていないのは、ご本人のクセによるからです。

 

でも、あなたのせいではありません。

 

知らず知らず、クセは着いていってしまうからです。

 

クセ直しというのは難しいです。

 

職人さんを育てるときなどは、本当にこれが難しいと言われています。

 

かなり意識して、自分での努力が必要になりますね。

 

しかし、クセは自分ではわかりません。

 

クセになってしまっているものは、違和感がないからです。

 

むしろ、正しい使い方のほうが慣れていないので、違和感があります。

 

正しい使い方を指導してもらわないとなかなか難しいのです。

 

クセは、本能的に仕組まれたバランス運動によって回避できます。

 

本能的に仕組まれたというのは、歩行のことです。

 

これほど自然で、無理がなく、神様から与えられたと言っていいぐらい有難い運動はないと思っています。

 

これで、動きのバランスを整えているのが人間なので、人間ってすごいです。

 

あとは、姿勢です。

 

姿勢を正しなさいと言ったら、今は虐待になるのでしょうか?

 

そんなことはないです。

 

というか、そうならないで欲しい。

 

姿勢が悪ければ、親は子を叱ってあげて欲しい。

 

叱り方は、今の時代の叱り方があるのかもしれません。

 

ガツンと行ける親子関係もあるかもしれないけど、いいところを褒めてあげて、そのあとに、でもね・・・て優しく注意してあげなくてはいけない場合もあることでしょう。

 

でも、親が子を叱ることは愛情論からしても、必要なことではないでしょうか。

 

叱ってくれる立場の人が居ない場合、自分で自分を叱らなくてはなりません。

 

これがなかなか難しいですよ。

 

自分には言い訳をしてしまうのが、私たちですからね。

 

だから、自分に厳しさってやっぱり求められるんですね。

 

でも、姿勢が悪いことも、あなたが悪いのではありません。

 

でも、それを一旦知ったら、その先は・・・そう言えるかも知れませんね。

 

歩いて、姿勢を良くして・・・これにじっくり取り組んでいくことが必要です。

 

そうしていくうちに、少し体は変わってきますから。

 

この少し・・があれば、案外、あなたのこれまでの痛みや症状はどっかへ行ってしまうかもしれません。

 

そうでないときは、私の出番なんですけど。

 

施術家は、なぜ歩いているのに治っていかないか、姿勢を意識しているのに治って行かないか、なぜ、ここまで重症化したのか、その背景には歩く機能にわずかな狂いを生じる出来事が過去にあったのか、どんな出来事が?それを何年も経ってしまった今、改善のお手伝いが出来るかどうか・・ってことを考えるんです。

 

でも、歩いて、姿勢を意識していたら、重症の症状が軽減してきたということには、これまで何度も出会ってきています。

 

ですから、歩く、姿勢を意識するということを十分に行ってください。

 

現在、新型コロナウィルスの感染拡大防止に全国民が取り組んでいますので、注意事項を良く守り、歩行を行ってくださいね。