ひざ痛が改善しない理由
治療にかかっていても、膝がよくならない理由は、膝だけ治療しているからです。
膝が痛む、膝が変形する、半月板損傷の痛みが再発する、、、
その原因は膝そのものではなく、膝以外の場所に、主な原因が存在するものですが、どこに原因があるかを見極め、どういった方法で解決していくかが難しいのです。
どこに原因があるか分からないから、何でもやってみよう、とするのは、よくありません。
かえって、不安定でグラグラの膝に、なってしまうからです。
膝という部位の特徴をよく知り、その特徴から原因を探り、適切な対応をすることが重要です。
まず、膝という部位の特徴をお伝えします。
ひざの特徴
身体は、膝は膝、足首は足首、腰は腰と、ばらばらにあるわけではありません。
お互いにつながりながら、一本の脚を構成しています。
一本の脚は、極めて安定した動きをしています。
もしも膝の関節が不安定だと、脚全体が、次第に無理がかかってきます。
膝は、一本の太くて長い、大腿骨(以下ももの骨と書きます)の一部です。
また、膝は、すねの太くて長い脛骨(以下すねの骨と書きます)の一部でもあります。
もし、ももの骨の上端(股関節)が不安定であれば、下端(膝関節)も不安定になります。
もし、すねの骨の下端(足首)が不安定であれば、上端(膝関節)も不安定になります。
同様に、骨盤が不安定だと、骨盤につながっている股関節も不安定になります。
つまり、骨盤が不安定だと、膝が不安定になり、膝が不安定だと、骨盤が不安定になります。
解決方法

膝が良くするためには、脚全部の関節を、安定させることです。
筋肉をつけるだけでは、骨は安定しません。
筋肉はあくまで、関節のサポート役に過ぎません。
ストレッチが有効かというと、ストレッチは固くなった筋肉を伸ばす目的のものなので、これも、骨や関節の安定とは関係ありません。
どうかすると、関節をゆるませてしまい、余計に、不安定になってしまいます。
ましてや、電気治療で良くなるわけはありません。
当院の施術は、関節の安定化を中心に、行ってまいります。