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腰の本質3

腰の本質は、前方への移動です。

 

全身を支えつつも、前方以外の方向への動きを制御する役割を、この部に集約させる、高度なしくみが存在することが考えられます。

 

そのためには、関節も、骨も、周囲の筋肉や組織も、形から、重量から、密度から、多くの要素が関わります。

 

もともとは、遺伝子の設計図にしたがって、こうした要素が作られますが、設計図そのものは、人類史において、二足歩行の達成により設計変更しており、この設計図は、人の行動習慣が変更されることで、再び、設計変更されていくことが、予測されます。

 

もし、今後、人類が歩くことをしなくなってしまうと、腰痛の本質から「移動要素」は無くなり、腰は退化していくことが考えられます。

 

人類史上、二足歩行という移動手段によって、腰の遺伝的な構造が変更され、直立二足歩行に見合った構造になりました。

腰には、絶えず、高度に制御された動きが要求されるために、物理的にはいつも、摩擦という大きな問題が伴います。

 

摩擦は、摩擦熱を発生させ、局所のたんぱく部分は、熱による凝固変性という危険に曝されます。

 

したがって、腰には、摩擦を減じる、摩擦熱を処理するしくみが、存在しているはずです。

 

本日も、当院のブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。