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内なる欲望と外なる邪気

健康法の第一は、体を悪くする原因を、はぶくことです。

 

体を悪くしている原因があれば、それを止めることが第一です。

 

内的には、とかく本人の欲から生じるものが、原因になりやすいです。

 

外的には、生活環境です。

 

欲で代表的なものは、食欲、睡眠欲、性欲です。

 

どれも、旺盛ではいけません。

 

かと言って、無ければ生命活動ができません。

 

年齢や活動量に応じ、質と量を考えましょう。

 

「程々に」というのが鉄則です。

 

外的な原因である生活環境は、難しい問題です。

 

近年、気候・住宅環境・家族構成・職場環境・移動手段などは、長い人類史の中で、大きく変化しました。

 

人類は、環境適応しながら、現代人にまで至って来ていますが、戦後急速な経済発展を遂げ、変化した生活環境は、スピードがあまりに早かったため、適応しきれていない分、心や体に問題を生じてきています。

 

和式トイレの時代では、股関節が強かったのですが、様式に変わって、ソンキョ(蹲踞)のスタイルを取らなくなったため、弱くなったように思います。

 

歩くことが極めて少なくなり、体と、脳の調律の機会が無くなり、体と心に問題が生じやすくなっています。

 

流行りものに、関心が向きますが、先人に学ぶ気持ちが大切です。

 

このように、内なる欲望と外なる邪気のことを、疾病形成因子、あるいは治癒阻害因子と言います。

 

体の改善においては、治療も重要ですが、問題となっている過ちを取り除くことは、もっと重要です。

 

 

これを、知っておかないと、一度上手く治ったように思えても、再び、再発を起こしてしまいます。

 

本日も、当院のブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。