· 

慢性にも使えるアイシング

氷には他にも興味深い作用があります。

 

氷の人体への作用は、氷を当てた場所と、その周りとの間で温度の落差が生じることによっておこります。

 

一旦落差ができると、同じ温度になろうとして、冷やされた体液と冷やされていない体液が交換されようとして、体液の流れが起こります。

 

人の体内では浸透圧が働くので、冷やされた体液が、周辺や奥に移動しようとします。

 

このとき、深部に向かって、均一かつ正確な水圧がかかり、このことが物理的な改善効果を生み出します。

 

なぜなら、私たちの体は、体の外と内では密度が違い、痛みがあるという状態、つまりこれは、身体の外と内との密度が同じになろうとしてしまう状態なのですが、こうした状態に対して、氷によって奥に向かって水圧がかかっていくことで、痛みが出る前の高密度な状態、つまり正常な状態へ戻してあげることが出来るからです。

 

20分氷を当てる、30分氷を当てる、1時間氷を当てる、ということで、患部はの治癒のための条件が揃い、この間に、患部の治癒へ向けた作業が、非常に効率よくはかどることが考えられるのです。

 

また、都合のいいことに、炎症が起こっていたら炎症止めという作用としても働きかけます。

炎症がある、炎症がないを気にすることなく、どんなケースにも役立つわけです。

 

本日も、当院のブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。