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もう一つの方法、アイシング

アイシングという言葉を、耳にしたことがあると思います。

 

アイシングは、スポーツでの捻挫・打撲に対して、怪我をしたその時(「急性期」)に行うものとされているようですが、アイシングを急性、慢性の区別なく、研究、臨床応用してきた人々がいました。

アイシングは、その歴史をたどってみますと、古くギリシャ時代、医学の父ヒポクラテスの時代までさかのぼります。

 

人の体の成分は、単純に考えますと、タンパク質と海水(塩分と水)で出来ているようなものであり、タンパク質が熱に弱いことを考えると、人の身体は、まるで水に囲まれて守られているかのようです。

 

なぜ、人のからだは、水分を60パーセントも含むのか?

 

これは、人が動いて熱を発熱すること、さらに、その熱の害から、人のからだの主成分であるタンパク質を、生命保護のため、60パーセントの水で冷却して保護していることを、示唆しています。

 

したがって、患部において、たんぱく質の周辺の水で、熱の除去が間に合わない場合、治癒困難な状態に陥ることが予測されます。

 

そして、周辺の水によって熱の処理が出来ない状態は、この熱処理のシステムを「阻害」する要素が存在しています。

 

さらに、人の身体の熱の発生源が、人の動きによって生じ、細胞と細胞の間に多くの摩擦熱を発生させることを考えると、この摩擦熱が過剰に生じることが、治癒阻害の理由として考えられます。

 

過剰に摩擦熱が発生する状態を改善することを、治療の目的として行うことで、治療の効果が上がることを当院で確認しております。

 

本日も、当院のブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。