骨盤のバランサーシステム

私は、治療家をしていて大いに疑問を抱いていたことがありました。

 

それは、人は動いているのに、バランスを崩して転ばないという不思議です。

 

これを筋肉の力や、神経の働きで説明されていますが、どう考えてもそのようには思えませんでした。

 

人の動きは常に変化します。直立不動でいるわけではありません。前、後ろ、斜め、高い、低いと体の位置は常に変わります。

 

なのに、バランスが保たれるのは、筋肉や神経がバランスを保っているというのは、あまりに苦しい理屈です。1000分の1秒、いや10000分の1秒のスピードでのバランス調整を常にしていなければならないことになってしまいます。

 

神経の反応には、とてもそんなスピードはない事は分かっています。

 

よく、体の構造を建造物に例えて説明がされますが、直立不動であれば、それも分かります。ですが、常に動いて変化しているからには、それでは不十分です。

 

素早く動きながらもバランスできる方法ってたった一つしかありません。

 

それは、前に傾くと同時に後ろへ行くある動きがあるということです。

 

それは筋肉や神経で操作できる速さではないため、力を要さない、あるいは神経伝達を要さない、骨の動きがそうなっているとしか考えられないのです。

 

しかも、速度のことを考えると、骨の動き筋肉や神経が行っていたら間に合わないので、骨の動きそのものだけでそれが起こっているとしか考えられません。

 

骨自体は動かないので、つまり骨と骨をつなぐ関節に秘密が隠されている以外ありえません。

 

ならば、関節が悪くなったら動いていてバランスがとれなくて転倒します。

 

関節がずれてでもバランスを取ろうとすれば、関節は無理やりな動きであってもバランスをとることをしますから、無理やりな分だけ傷んでしまいます。

 

それが痛みです。

 

問題はそれだけではありません。

 

関節がずれるなんてことはどうしておこるのでしょうか?本来なら全身の関節は

隅々まで揃っていなければなりません。

 

これも一つしか答えはありません。他がずれているから、その影響でずれるというものです。

 

では大元のずれはどこでしょうか?

 

やはり、体が動く上で最もバランスをとるところ、それは小さな部分ではなくて、ある程度大きさを持ち、常にバランスがとりやすく重心が存在する部分でなくてはなりません。

 

それは、全身という大きさの中では、骨盤しかありえないのです。

 

さらにそれを確信づけることが、骨盤の動きにありました。

 

体が前に進もうとすると、骨盤は後傾といって後に傾く動きをします。

 

 

 

 

早川整骨院は駅からまっすぐ15分で緑の看板がめじるし