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膝が痛い、筋肉をつけたいと思うあなたへ

膝や腰が痛くて整形外科や整骨院へ行くと、「筋肉をつけて足を強くしましょう」「背筋、腹筋をつけて腰の力を強くしましょう」ということを先生から言われることがよくあります。

 

私も筋肉の力は必要な分だけはあったほうがいいと思います。

でもですね、筋肉の力以上に必要なのが、骨の力だということを忘れてはなりません。

 

なぜなら、筋肉は筋肉だけ存在していても力を発揮することは出来ないからです。

と言いますのが、力を生み出すには、支点・力点・作用点が存在しなければ、有効に力を生み出すことができないからです。

 

なんだか、遠い昔、中学・高校の物理で聞いたような言葉だなと思われるでしょうが、日常において色んな場面で皆さんは自然に、支点をつくり、力点をつくり、作用点をつくって動いたり、物を移動させたり、物を動かせたりしているのです。

 

例えば、缶詰の缶のフタをあけようと缶切りを使用する時に、缶切りの一部を缶のふちにあてここで支点をつくります。そして支点が決まり缶切りの刃をフタを切る部分にあてがいここを作用点にして、缶切りの柄の部分を力点としてあなたが手の力を込めると、ふたがザクッと切れるという切れるという作用をするのです。

 

こうしたことが人が身体を使って力を生み出す際も起こっているのです。身体の場合は、例えば膝に力を入れて立ち上がると言った場合は、支点は膝以下の骨という骨です。力点は大腿骨です。そして作用点は股関節です。

 

筋肉は、足が力を生み出すために、骨が支点、力点、作用点を瞬時に作れるように手助けするためにあります。実際、筋肉の形を考えても支点、力点、作用点を創生するように出来ていることが分かります。

 

なので、体で痛みなどのトラブルを起こしていてそれを改善するために筋肉をつけるという場合には、筋肉をつけ運動や筋トレは、膝の立ち上がり動作を例にとると、立ち上がるという動作において筋肉をつけなければ問題解決につながる運動、筋トレにならないということです。

 

椅子からの立ち上がり動作において、下腿骨が支点となるようにすねの筋肉やふくらはぎの筋肉が、支点をつくるという目的に向けた育ち方をし、大腿骨が力点となるようにももの筋肉が、力点をつくるという目的に向けた育ち方をし、股関節が作用点となるように、作用点をつくるという目的に向けた育ち方をすることが膝でお悩みのあなたに必要な筋肉のつくり方ですので、他の運動、筋トレと結果が違ってくるのは当然なのです。

 

この動作が痛くてできない場合は、どこかにつかまって立ち上がるということでは正しい支点、力点、作用点をつくることができませんので、両ひざに両手の手のひらを押しあてサポートして椅子から立ち上がる、あるいは立ってる状態から手のひらを押し当てサポートしながら椅子に腰かけるといった運動、筋トレをするのがおススメです。

 

このような本来人の生活において存在する動作の中で運動をしてついた筋肉は、意味のある筋肉なので、日常生活で存在しえない運動をしてつく筋肉よりも意味のある目的に向けた筋肉がつきます。

 

最後まで私のブログをお読みいただき、本当にありがとうございます。