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ヘルニアは腰の骨がグラグラ

そのときは痛みがとれても、次の日になるとまた元通り、、、

前日と同じように、筋肉が張って痛い、、、

 

ずっとほぐしたり、温めたりしているうちに、いつも血行が悪くて、慢性になってしまい、治りづらくなってしまった。

 

実は、筋肉が緊張するのも、血行が悪くなるのも、、、原因は、筋肉や血行に原因があるわけではない、、、のです。 

 

むしろ、筋肉はガチガチになることで、体を守っているのです。

 

これは、もともと筋肉の問題ではなくて、グラグラとした、不安定で、壊れてしまいそうな骨組みを、筋肉ごと固めて安定させようとする防衛反応なんです。

 

体幹についてお話すると、たとえば、背骨はただの骨ではなく、体の大黒柱としての役割と、脊髄という体幹の脳みそを収めている円柱状の容器としての役割を持っています。

 

脊髄は脳みそからつながっていて、中枢神経という言い方もします。

 

この脳みそと同じようなものを少しでも傷つけようものなら、たちまち私たちの身体は、半身不随(はんしんふずい)になってしまいます。

 

車いす生活になってしまい、下半身を動かすことも、立って歩くことも、感覚を感じることも出来なくなります。

 

この脊髄を守るためなら、私たちの体は全力をあげて、多少何かが傷つこうとも、防衛本能を働かせてきます。

 

つまり、脊髄を痛めるような骨のグラグラ状態を、必死になって食い止めるべく、緊張状態を作り上げます。

 

背骨の関節がゆるんで、不安定なまま使用されれば、「直ちに動きを止める、直ちに背骨の周りを固める」作業に入ります。

 

それが、腰の筋肉のガチガチ状態なんです。

 

この状態は、いくら筋肉をほぐしても、またすぐ返してきます。

 

根本の問題は骨にあるのに、ほぐし続けると、今度は、身体は、脊髄を守るために、筋肉という素材自体を石のような素材に変えてきてしまいます。

 

骨組みさえグラグラでなけなれば、この緊張状態は解除されます。

 

骨組みさえ安定すれば、筋肉はサッサとガチガチ緊張を止め、血行もすぅ~と通り始めます。

 

ヘルニアは、腰でクッションの役割をする軟骨部分(椎間板、ついかんばん)が壊れたために起こる、グラグラ状態です。

 

どれだけほぐしても温めても、骨をグラつきを防ぐために、ふたたび筋肉と血管の緊張を起こしてしまいます。

 

 

そして、この筋肉と血管の緊張はいつまで続くかというと、、、骨のグラつきが無くなるまで一生続きます。

 

クッションが壊れて、身体の大黒柱がグラつき、大黒柱の周りを筋肉コンクリートが固めて、大黒柱がグラつかなくなるまで続いてしまいます。

 

ヘルニアの改善に必要な要素の一つは、骨のぐらつきを安定化させることです。

 

本日も、当院のブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。