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顎関節症について

今日は、首と非常に関係の深い、アゴの関節についてお話いたします。

 

皆さんは、アゴってどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

医療の世界においては、食べ物を歯が噛んだり、砕いたり、唾液を混ぜて、舌で飲みこみやすい状態に形成するのに、

アゴの動きや力を利用すると言った解釈をしています。

 

しかし、実はアゴは、それだけの役目をしているわけではありません。

 

口を開くときは、頭が後ろに傾き、口を閉じるときは、頭を前に傾けるのを自動的に行っています。

 

その証拠に、頭を前に倒しながら口を開けようとしても、出来ないわけではありませんが、とてもやりにくいです。

 

また、頭を後ろに傾けて口を閉じようとしても、これも大変やりにくいです。

 

これは、アゴが、頭が前後に傾く動きと、連動しているということになります。

 

下を向いて食べ物を食べたなら、そのとき、口は上手く開いていないのです。

 

ものを食べる時は、下を向いて食べない方がいいと言う事が言えます。

 

もし、それが習慣になっていると、将来、顎関節症を患うリスクが、とても高いでしょう。

 

アゴの関節は、可動域が大きいので、不自然な使用の仕方は、長い歳月の間にには、ここへ大きな問題として表現されてきます。

 

頭の傾きとリンクして動くアゴは、頭の前後の動きだけに関わるのではありません。

例えば、左に頭を傾けたとき、なんとなく左の顎関節に押し詰まるような違和感を感じ、右の顎関節が伸びたようなような違和感を感じるのが、そうです。

 

頭を左右に傾けたときも連動するため、どちらかに傾けるくせになっていると、左右への偏差が起こり、そのことが、全身の左右の傾きに連動して、体全体の大きな偏差につながっていきます。

 

普段、ほおづえをついたり、頭を左右どちらかに傾けるくせのある方は、早いうちに改善しておきましょう。

 

横寝で手で耳のあたりを支えてテレビを見ているお父さんたちは、要注意です。

 

顎の関節を悪くし、顎の関節の奥の方から、歯槽(しそう)へ行って歯根部へ栄養を与えている血管が細くなり、歯が抜けるようになってしまいますよ。

 

虫歯や歯槽膿漏との関連もありそうなので、くれぐれも・・・

 

まとめますと、頭を前に倒しているときは口を閉じ、頭を後ろに倒すときは口を開けるのが自然で、左右に頭を倒しているくせはやめましょうということです。

 

本日も、当院のブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。