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骨盤はエンジン?

人はある時、新たな生活の場を求めて、長距離を移動する必要がありました。

長い時の流れを経て、長距離移動に必要な身体に進化する必要がありました。

この長距離移動に求められるのは、エンジン・・・

 

人類が、まだ二足歩行を達成したころは、車や飛行機があったわけはありません。

エンジンは、自分の体に備わっていなくてはなりませんでした。

それは、繰り返し、繰り返し、回転運動を起こす偉大なる骨格。

骨盤の寛骨という二枚の骨です。

このエンジンは、偏心的で、回転体が反動をつけて、ぐるぐる回るような、反動がでずっと回り続けるような、はずみ車のような動きをする必要がありました。

 

歩いている間ずっと、このエンジンは、凄くたくさんのエネルギーを生産していきます。

このエネルギーの総和は、歩行エネルギーとして活用されるだけでなく、私たちの生命力のエネルギーとしても使用されます。

 

ゴリラやチンパンジーの寛骨と比べると、人の寛骨は、見事に、エンジン的な弾みを起こしながら前後に回転します。

 

回転といってもグルグル回るのではなく、前方に回転の弧を描いたら、次に後方へ弧を描いて回転し、また前方に回転して、後方に回転します、上下に弾みながら・・・。

 

左右の寛骨をつなげる関節を、恥骨結合と言います。

恥骨結合はおへそのずっと下にあり、歩いている間じゅう、恥骨結合は、自転車のペダルのような、クランク軌道の動きをしています。

恥骨結合のクランクの動きが、右の寛骨の回転運動を、左の寛骨の回転運動に、バトンタッチのように、つなげていきます。

 

 

歩行エンジンである寛骨は、仙骨という骨とネジでつながっています。

このネジを仙腸関節といいます。

 

このネジの動きは、ボルトとナットの関係と全く同じです。

 

ところが、尻もちや膝をガツンとぶつけたりすると、このネジ山が壊れます。

それ以降、寛骨のはずみ運動がおかしくなってしまって、歩行に問題が生じます。

 

 

骨盤の問題は、尻もち、ひざ打ちによって生じ、ネジの修復が必要となります。

 

骨盤の調整が必要なのは、このネジの修復が必要な場合です。

 

本日も当院のブログをお読みいただき、ありがとうございました。