目次

1、ほぐしても改善しないあなたへ

 

2、頸椎ヘルニアが起こっているのか?

 

3、下の顎

 

4、肩こり

 

5、肩こり治療の現状

 

6、肩こりは基本歩いて治す

 

7、重症例について

 

8、自分で判断しない

 

9、肩こりの原因と対処のしかた

1、ほぐしても改善しないあなたへ

肩や首は、体の色んな部位と深い関係を持っていることが考えられます。

 

肩こりは、僧帽筋や胸鎖乳突筋、斜角筋などの筋肉に起こりますが、同時に頸椎の第7番目の骨の不安定性がほとんどのケースで確認できます。

 

また、頸椎の前にある下顎と、頚椎の後ろにある肩甲骨とが、舌骨を中継して顎二腹筋、肩甲舌骨筋によって連結しているため、間にある頸椎の動きは、下顎のズレによって悪影響を受けやすくなります。

 

歯並びやほおづえの習慣によって下のあごのズレが固定してしまうと、頚椎には明らかな動きの異常が起こり、その結果、その結果、当初はただの肩こりや首の痛みであっても、時間の経過とともに、頚椎ヘルニアなどの構造障害を起こすことが予想されます。

 

肩こりは病気でないとは言われるものの、首の構造上との関係が少なからず存在することによって、軽視できるものではありません。

2、頚椎ヘルニアが起こっているのか?

頸椎ヘルニアは、首の骨と骨とをつなぐ軟骨から、球状の髄核が飛び出す疾患です。頸椎に負担が大きくかかり続けた結果として起こるとされていますが、特に無理を重ねたつもりはないとおっしゃる方が多いので、頚椎の構造上の問題(構造的に不安定)による負担と考えられそうです。

 

そして、この構造上の問題、不安定ということが、先ほど申し上げた、顎による影響、そして頸椎構造の土台である最下位の第7頸椎の不安定と関係してくるはずです。

 

頸椎の骨の不安定や位置のずれは、徒手検査(手による検査)である程度把握できます。

 

顎のズレは、お口の開閉動作中の顎の動きや、関節のカクカク言うクリック音で確認できます。

 

すでに頸椎ヘルニアが起こっているとは言えませんが、放置してしまうとリスクを抱え続けることになりそうです。

3、下の顎

因果が反対であることも後から分かることが少なからずあります。

 

たまごが先かニワトリが先かというのと同じです。

 

下の顎がずれるのは、歯医者さんは歯並びが悪いからだというし、私たち整骨院、整体は、首が悪いからだと言うし、いずれにせよ、顎と首と歯は全て一体なのです。

 

なので、一体であることを考慮して治療することが重要です。

 

少なくとも、ほおづえをつく癖や、横寝で肘たて頭を支えテレビを見るのはよした方が身のためと言えそうです。

4、肩こり

肩こりに話を戻しますと、どうやら、肩こりには原因がありそうです。

 

首を改善させていけば、積年の恨みを果たせそうです。

 

左右の肩先を水平に結ぶライン上にあり頸椎ビルディングの最下階の第7頸椎、中央階にある第3頸椎、最上階の第一頸椎(第一頸椎には重い頭蓋骨が乗っている)あたりは、構造的な問題が、徒手検査で確認できることが日ごろの診療で多いです。

5、肩こり治療の現状

日本人の慢性症状の代表格、肩こり。肩たたき、肩もみという言葉は昔からあり、日本人の肩こりという言葉は世界で言われ、一笑に付す嫌いがあります。

 

ですが、私は、とても肩こりをグイ揉みとか、コキコキ首の骨を鳴らすとか、いやいやストレッチングさえ、する気はしないのです。と言いますのも・・・

 

病気の範疇に解されていないため、さほど研究が進まないのですが、肩と首は明らかに一つのユニットであり、脳動脈が頸椎の幹にベッタリ貼りつくツタであるため、とても肩こりを民間療法の片隅に放っておけないのです。あまりに凝りすぎると、自律神経が反応して吐き気を催し、からだの動きごと鈍らせ、頸椎ロコモーションにブレーキをかけます。

 

頭蓋、頸椎、鎖骨、胸骨、肩甲骨の骨格構造は、絶妙なバランス構造を造り出しているものの、ひとたび不安定となれば、脳動脈、肺尖部、心臓に対してギャビングを起こし、命の問題に成り兼ねません。

 

また、肩こりの筋肉である僧帽筋は、その重量から明らかに頭蓋重量とバランスしており、筋肉の脱水等により重量が変わってしまうと、頭蓋は他の疲労の大きい方法で支持しなければならず、ここに頚部から背部の肩がすくんだような老人特有の姿を重ね合わせずにはいられないのです。

 

筋肉は頻回のマッサージによって鈍感になり、筋繊維はその都度断裂を起こしてはケロイド状になり、脱水を起こして繊維化していきます。血液や水分を十分に含んだ弾力のある筋肉は重量もあるのですが、干からびて硬化した筋肉は減量してしまい、頭蓋をしっかり後ろに引き付けておけなくなります。

 

仕方ないので、顎を突き出し、首の後ろは引っ込んで見えなくなり、背中は亀の甲羅のように丸まってしまうしかなくなります。

6、肩こりは基本歩いて治す

人体のバランスシステムは、歩く事でより安定化するよう仕組まれています。この年になれば、揉まないといられない身体になってくるものよと、悟りの境地でお話される方がおられますが、どこで吹き込まれた思想なのかと思ってしまいます。

 

このような方も、日々命を削っているようなものですよと申し上げると、やはり新たな新境地に立たれるのか、案外よく歩いて下さって、1、2ヶ月経つと、長年飼っていたカチカチ虫がどこかへ行ってしまうようです。

7、重症例について

若い頃から自分で首をコキコキ鳴らし、運動不足と欧米寄りの食生活から動脈硬化症が疑われるような方はハイリスキーな方になります。

 

肩こりの重症例は、ひどい肩こりではありません。脳動脈への影響が大きくなってきている例です。

 

ただ一回の首のストレッチで、翌朝救急搬送なんてことも起こってきます。

8、自分で判断しない

肩こりぐらいと、侮ってはいけません。

 

いつまでも肩こり、肩こりとやり過ごしているうちに、いつしか大変な状態にまで至っていることがあります。

 

首の痛み、腕の痛み、腕のシビレ。もうそこまで来ていたら、決して悠長にはしてられません。

 

頸椎不安定症と言える状態になっていないか、ヘルニアが出てしまっていないか、専門家による診断が必要になります。

 

自分で判断しないで、専門家の力を借りましょう。

9、肩こりの原因と対処のしかた

肩こりの原因

 

肩こりは日本人の特徴として挙げられることが多く、神経の細かさがその所以とも考えられますが、肩こりの方を身体全体から考察し、またその診断に沿って施術を行ったところ、必ずしも心因性とは言えないことが多くみられます。

 

原因としては、肩という部位に対して直接何らかの負担が及ぶものと、身体機能的、構造的関係から関連して起こるものととに分かれ、実際にはこれらが複雑に絡み合いながら発症していることが経過観察上見受けられます。

 

直接負担要素としては、

➀枕の高さや形状、素材の影響

②寒冷刺激による僧帽筋その他の筋緊張

③家事、パソコン業務、スポーツなどで、上肢(腕)にかかる負担によるもの

④かばんのかけ方、重量による影響

⑤頬づえ、横まくらによる首、あごへの影響

⑥歯科診療におけるあごの開閉

⑦マッサージ行為による筋組織のケロイド様の変性硬化

⑧交通事故、転倒などの際の頭部外傷(打撲)

⑨肩への特別な強い荷重負担(神輿、引っ越しなど)

⑩美容室におけるパーマをかけている際の負担

などであり、これらが習慣として行われた場合においては、組織の変性や全身への代償的な変化を時系列の中で起き起こしていき、次にあげる身体全体との関係性を複雑化させてしまい、難治のものとしてしまいます。

 

身体機能的、構造的なものからの影響としては、

➀眼精疲労

②心因性のもの

③内臓由来のもの

④上肢や背中への継続的な負担由来

⑤肋骨の位置異常及び動作異常

⑥鎖骨の位置異常及び動作異常

⑦脊柱位置異常及び動作異常

⑧骨盤位置異常及び動作異常

⑨骨盤の外傷(尻もち、膝の打撲時に発生)

⑩呼吸障害

などが挙げられます。

 

しかしながら、これらは、脊柱および骨盤の構造的、機能的失調を解決することで自然治癒するケースも多い事から、いかに脊柱支持の問題が多くの疾病を形成するかが伺えるのです。

 

対処のしかた

 

問題となる直接的な原因への対応はもちろんですが、複雑要因への対応が多くの肩こり症状を解決するのは間違えないです。ここで、肩こりが一見多くの複雑な要因を含んでいたとしても、身体支柱構造のリモデリング(再構築)を行うことで、より簡素化された状態へ移行させていくことが可能で、残された問題に対してアプローチすれば解決するのです。

 

簡素化のためには、複雑部分に対し、ヒト形成過程における運動アプローチを行うことは必須であり、その代表的運動こそが二足歩行であることは言うまでもありません。

 

施術の中身としては、脊柱動態に多大な影響を与える骨盤外傷の名残り、つまり過去の尻もち、膝うちの際に起こった仙腸関節耳状面の古傷へのアプローチやそれに続く脊柱への応力集中部位へのアプローチを行い、必要であれば、筋膜組織への潤滑的なアプローチを行っていきます。

 

相模原市中央区の早川整骨院では、徒手による検査で、頚椎の異常を判断していきます。施術は、強い刺激は一切なく、安全性を十分に配慮した方法によって、肩こり、頚椎の問題を改善していきます。

当院での改善法
施術の様子

当院の施術は、患者さんと二人三脚で行うものです。

先ほども言いましたが、根本原因は日常生活の中に存在しています。それを見つけ出して、より良い日常生活にするためには患者さん自身の努力も必要です。そのために、当院ではカウンセリングに力を入れています。しっかりと話を聞いて一緒に原因を探して、改善のために必要なアドバイスをしていきます。このアドバイスをしっかり実践していただくことで、自分でも痛みが出ないように維持できる体を作っていくことを目的としています。

施術は、骨盤を基準にバランスを診て的確に整えていきます。

なぜ骨盤が基準なのか?

それは骨盤が人間の体の土台部分だからです。土台がグラついていては、いくらその上の背中や首をいい状態に整えてもすぐに元の悪い状態に戻ってしいます。ですから、当院では検査結果に基づき土台である骨盤から整えていきます。

 

「肩が痛いから肩だけを診る」ではなく、土台である骨盤をしっかり整えた上で全身を診て施術していくからこそ、肩こりも根本から解決することができると考えております。