目次

1、坐骨神経痛の実態

   坐骨神経痛の本態(原因)

 

2、梨状筋症候群

   梨状筋の役割

   

   梨状筋症候群への対策

    座位への注意

    マッサージへの注意

    股関節、肩関節へのアプローチ

    その他のアプローチ

1、坐骨神経痛の実態

坐骨神経痛の本態(原因)

坐骨神経痛という呼称は、症状名です。本態は、

➀腰部椎間板ヘルニア、②脊柱管狭窄症、③梨状筋症候群、④腫瘍など異物形成

といったものです。

 

ここではまずは、梨状筋症候群による坐骨神経痛についてご説明しておきます。


①②については下リンクからご覧いただけますが、④を含め当ページの先の方でもご説明してあります。

2、梨状筋症候群

梨状筋の役割

梨状筋というのは、骨盤内から馬尾神経から分岐した仙骨神経(坐骨神経の元)が出てくる部位に、その名の通り洋ナシのような形をしていて神経線維束に対し滑車的な役割をしつつ、出口のフレーム構造となっている筋肉です。

 

滑車の役割をするというのは、仙骨神経をけん引から免れるために活躍してくれているということですが、これ自体が脱水して硬化変性してしまう場合があり、そうすると瑞々しさを失いただの板になってしまうので、ここに神経けん引のきっかけである引っかかりが起こってしまうのです。

 

 

梨状筋の近くには股関節があって、股関節の位置異常によって後方のスペースが広がると、神経の引っかかりにさらにけん引が加わってしまいます。股関節の問題を持っている人が梨状筋を硬化させてしまうと、仙骨神経(坐骨神経)の強力なけん引が起こってしまい、強い痛みやしびれが起こってしまうのです。

梨状筋症候群への対策

座位への注意

梨状筋の脱水硬化を起こさないためには、『臀部の圧迫血流障害』から身を守ることが重要です。普段から骨盤を後傾させてこしかける習慣を改善させ、長時間の座位をしないことです。長時間の座位が必要な場面では、骨盤を後ろに寝かさないでしっかり立てる良姿勢の努力もしくは適切な座板を使用します。座椅子やソファーは骨盤後傾となりますのでだめです。また、よく歩くことで、再び梨状筋が血流を受け入れ十分な血行が再開されれば、梨状筋脱水の修復機会が得られます。

マッサージへの注意

血流を促す目的でマッサージを行うと、さする程度のものであれば問題ないですが、揉んだり押したりするとその瞬間は血流が入っても、筋繊維は簡単に損傷を受けさらなる硬化変性の機会を与え、押す行為自体が脱水作業であるため、血流の流入の後は脱水状態だけが残るといった状態になります。結果として、脱水して繊維化したカチカチの板となって固定化してしまい、自然治癒から遠ざかってしまいますので要注意です。

股関節、肩関節へのアプローチ

股関節の荷重不足との関係で症状が悪化するため、股関節疾患としてアプローチすることもポイントです。股関節は、仙腸関節との関係、筋膜連結している反対側の肩関節との関係を見ながら施術していきます。これらの合理的な自然治癒のためには、四つ這い、歩行は欠かせません。

 

その他のアプローチ

 

さらに症状増強の原因として、エネルギーの貯留というのがあります。この神経に対してエネルギー上昇が何において起こっているのかというと、支持関節が安定していないために脊柱管内に高い圧力上昇が起こっていることが考えられ、こうしたことの解決策としても歩行や、腰部の冷却処置は大変有効です。施術においては、脊柱全域に対して正常な圧形成のための施術を行います。この際、尾てい骨がよく動くためのテープを張る場合もあります。 

当院の改善法
施術の様子

あなたの痛みや痺れの原因を作っているものは何なのか?どのような歴史があり今の症状が出てしまっているのか?根本的に解決していくには原因の追及が必要となります。今までどんな生活をしていたか?仕事は?歩行量は?座り方は?スポーツ歴・ケガの歴は?といったことをひとつひとつお聞きし、その症状の「根本原因」を読み解きます。

その上で重要なのが、人間の身体の土台となっている骨盤の状態です。この状態の改善には、ただ単にズレや歪みを改善するだけではなく、関節部分に動きの滑らかさを取り戻していく必要があります。これを当院では、“潤滑させる”といいますが、この潤滑状態を作ることで、痛みや痺れから身体を守ろうとして固くなった筋肉や、それらの筋肉を機能的につなぐ筋膜の動きの制限を解除していきます。

しかし、時間が経つほどに、お尻まわりの筋肉や椎体にある軟骨などの柔らかい組織は変性して元の状態とは違った組織変化を起こします。そのような組織変化がある場合は改善まで時間が掛かってしまいます。そのために症状が出始めて、湿布や痛み止などで様子見をしているのではなく、なるだけ早目の対応が賢明です。当院の施術で骨盤や背骨、各関節、筋肉の動きを滑らかにして、正しい歩行とトレーニングを行うことにより以前のように痛みや痺れなく動けていた身体にして行きます。

私は坐骨神経痛に悩まされているあなたのお役に少しでも立てるように一生懸命お話を聞き、一生懸命施術いたします。ぜひ一度ご相談ください。次はあなたの番です!