花粉症は今やかからない方が珍しいぐらいの現代病ですよね。
花粉症にかからないためには、非特異性免疫グロブリンEという抗体がなくてはいけないそうですが、昔の人は寄生虫が体に入り込んだためにこの有難い抗体があったといいます。まさか、私たちが寄生虫を体に飼うわけにはいきませんので、私たちは別の方法でこの抗体を手に入れる必要があります。
多くの方が、明日から年明けのお仕事がスタートされるのではないでしょうか。
お正月の間は、どうしてものんびりしてしまいますよね。サザエさん症候群に陥ってしまいそうな方は、まず今だけがサザエさんの視聴者であり、明日仕事に入ってしまえば、その辛さから解放されることを思えばよいと思います。
発汗についてですが、冬は交感神経優位だから、筋肉が収縮して体を引き締めて熱を逃がさないと覚えると交感神経は熱を逃がさないから汗かかないと覚えてしまいます。
ですが、交感神経は逃走時の神経ですから、走って大汗かくイメージです。
???ってなりますよね。
これが、自律神経のややこしさを示しているのですが、発汗に関しては、交感神経担当なんです。
といいますのが、交感神経は副交感神経がしそうなことを神経伝達物質を変えることによって行うことができる神経だからなんです。
自律神経は、脳と脊髄から起こっている神経です。
なので、脳がやっていることと脊髄がやっていることが自律神経を通じて体に表現されます。
自律神経のうち交感神経は、脳の中でも生命維持に関わる呼吸や心臓にかかわる中脳から起こっており、そのため呼吸数や心拍数に関わります。
脊髄とお腹の内臓の距離は脳とお腹の内臓の距離より近いため、脳にいちいち連絡せずとも脊髄と内臓との間で調整ができるほうが合理的なので、内臓を調整するのは脊髄から起こっている副交感神経に任せています。
29日 10月 2018
過去に尾てい骨をぶつけて痛い思いをし、しばらくお尻が痛い期間があってもそれが打撲というイメージ以上のことを想像できる人というのはほとんどいません。
せいぜい骨折やヒビといった心配ぐらいに留まります。
病院ではレントゲンを撮ってみるものの、仙骨と尾てい骨との微妙な関節角度まで読み切れませんし、
ましてや尾てい骨と脊髄の袋の先端がつながっていて、脊髄環境に対して影響があるということの連想がありません。
打撲の痛みは湿布を貼ったりしながらやり過ごしていき、1カ月もすると痛みが引いて忘れてしまいます。
私たちの身体を流れる血液は、いつも隅々まで十分に血液が充満しているわけではありません。
その時血液を優先的に必要とする場所へ要求量を届けるために、他の場所は問題の出ない程度に流入量を減らしながら、全身で決められた全体血液量をやりくりしています。
優先される場所はハイパーモードで、その他の場所はエコモードでといったようなやりくりをします。
深い悩みやストレスにさらされているときの脳は色んな活性物質を発生させるために大量の酸素や栄養源を必要とし、マックスで実に全身の半分近くの血液量を脳は要求します。