骨神経痛の実態

 

坐骨神経痛の原因と対処法

 

坐骨神経痛という呼称は、症状名です。本態は、➀腰部椎間板ヘルニア、②脊柱管狭窄症、③梨状筋症候群、④腫瘍など異物形成

といったものです。

 

➀②についてはこの項目をご覧になって下さい。

ここでは、梨状筋症候群についてご説明します。

梨状筋というのは、骨盤内から仙骨神経(坐骨神経の元)が出てくる部位にその名の通り洋ナシのような形をしていて神経線維束に対し滑車的な役割をしつつ、出口のフレーム構造となっている筋肉です。したがって、通常は仙骨神経をけん引から免れるために大活躍してくれているのですが、これ自体が脱水して硬化変性してしまう場合があります。そうすると瑞々しさを失いただの板になってしまうので、ここに神経けん引のきっかけである引っかかりを作ってしまいます。梨状筋の近くには股関節があって、股関節後方のスペースが広がることによって引っかかりにさらに神経のけん引が増強されるために、股関節の問題を持っている人が梨状筋を硬化させてしまうと、強力な仙骨神経のけん引が起こってしまい、強い痛みやしびれが起こります。

 

梨状筋の脱水硬化を起こさないためには、臀部の圧迫血流障害から身を守ることが重要です。普段から骨盤を後傾させてこしかける習慣を改善させ、長時間の座位をしないことです。長時間の座位が必要な場面では、骨盤を後ろに寝かさないでしっかり立てる良姿勢の努力もしくは適切な座板を使用します。座椅子やソファーは骨盤後傾となりますのでだめです。また、よく歩くことで、再び梨状筋が血流を受け入れ十分な血行が再開されれば、梨状筋脱水の修復機会が得られ、歩く努力が必要です。

 

血流を促す目的でマッサージを行うと、さする程度のものであれば問題ないですが、揉んだり押したりするとその瞬間は血流が入っても、筋繊維は簡単に損傷を受けさらなる硬化変性の機会を与え、押す行為自体が脱水作業であるため、血流の流入の後は脱水状態だけが残るといった状態になります。結果として、脱水して繊維化したカチカチの板となって固定化してしまい、自然治癒から遠ざかってしまいますので要注意です。

 

股関節の荷重不足との関係で症状が悪化するため、股関節疾患としてアプローチすることもポイントです。股関節は、仙腸関節と筋膜連結している反対側の肩関節との関係を見ながら施術していきます。もちろん、これらの合理的な自然治癒のために四つ這い、歩行は欠かせません。

 

さらに症状増強の原因として、エネルギーの貯留というのがあります。この神経に対してエネルギー上昇が何において起こっているのかというと、支持関節が安定していないために脊柱管内に高い圧力上昇が起こっていることが考えられ、こうしたことの解決策としても歩行や、腰部の冷却処置は大変有効です。施術においては、脊柱全域に対して正常な圧形成のための施術を行います。この際、尾てい骨がよく動くためのテープを張る場合もあります。

 

 

 

 

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