四十肩・五十肩

 

四十肩、五十肩の原因は、単に炎症の過程を見て何々炎とするとこの難治性を説明することがまるでできません。表面的な原因と背景的な原因とに分けて考えることが重要であり、表面的原因よりもむしろ背景的原因への対応が早い段階での回復を期待できます。

 

まずは、表面的原因としては、肩関節内の構成要素において炎症が起こります。この構成要素のうち、肩の円滑な動作に大きく加担している肩峰下滑液包と肩関節滑液包とが炎症を繰り返すと、癒着を起こし凍結肩といわれる動かない肩関節となってしまいます。

しかし、そうなるには、なぜ普通は炎症を起こさない滑液包が炎症を起こしたのかを考えなければなりません。これは、肩関節が正しくない動きをし続けたためです。この不正運動の中に滑液包が巻き込まれてしまいますと、まるで風船をローラーの中に巻き込んでしまうようなものなので、長い間には破損して炎症を引き起こしてしまいます。

 

そうすると、肩関節の不正な動きこそが大きな問題であって、これが、肩関節のベアリング機構に対角の股関節と結ぶ筋膜が関わっていることに直接的な原因があることを申し上げなければなりません。これこそが背景的な原因であり、背景というのは、色んな意味を持っているのです。というのが、人はもともと四足歩行時代からの延長にあり、どうしても四足歩行としてのロコモーションに束縛を受けます。したがって、四足ロコモーションで直接連動しる股関節こそが肩関節を動かしており、それらをつなぐベルト部分としての筋膜の動きをも見ていかないと、四十肩・五十肩をいち早く改善させることはできないのです。ただ、肩関節は、二足歩行獲得と同時に肩甲部から吊り下げられた状態となって、こんどは前後に振る生理に移行しました。したがって、移行した生理において動かしていく考えと、四足状態において動かしていく考えが成立し、そのため、歩行と四つ這い運動が推奨されますし、実際これが良好な結果を生んでいます。

 

対応のしかた

 

施術としては、肩関節の動きに影響をあたえる部位へのアプローチをすべて行います。

一つには股関節ですが、もう一つは、肩関節、鎖骨、胸骨、肩甲骨、肋骨、頚椎で形成するダイヤモンド構造において骨連動がスムーズに行われるよう整復処置(整体)を行います。

 

しかし、ご本人の運動療法も合わせて重要であり、合目的的な運動をご紹介しております。

 

 

 

早川整骨院は駅からまっすぐ15分で緑の看板がめじるし