ストレートネックの改善

目次

ストレートネックの問題

 頸椎カーブの意味

 頸椎カーブの消失の重大性

  脊髄への影響

  血管・神経への影響

 

当院の施術

ストレートネックの問題点

頚椎カーブの意味

ストレートネックとは、7つの骨で構成させる頸椎の、生理的弯曲と呼ばれる体にとって重要かつ必要なカーブが消失した首のことをいいます。

 

頸椎は背骨の上位に位置する部分です。背骨全体の中には中枢神経である脊髄がはいっており、脊髄は脳と同じように、ここがどうにかなってしまうと体で脊髄マヒという高度障害がおこってしまいます。したがって、脳が頭蓋骨というモノコック構造によって守られるのと同様に、脊髄も背骨に秘められた高度なしくみによって守られています。その高度なしくみが、生理弯曲という背骨がもつ3つのカーブです(後頭骨のカーブ、仙骨のカーブを含めると5つになります。)これらのカーブは単純な衝撃吸収のバネの役割だけではなく、連動捻じれという身体の大きな動き、たとえば『しなるような』動きをしても脊髄が損傷しないという動きをしてくれます。私たちは、このカーブ(生理的弯曲)によって生命が守られているのです。

頸椎カーブの消失の重大性

脊髄への影響

首の部の脊髄(頚髄)には、三叉神経核という大きな脳神経の核が脳から入り込んできています。三叉神経は顔面部や頭部を支配する影響力の大きい神経で、特に頭痛、眼痛、歯痛を引き起こしてきます。

 

頸椎のカーブを消失すると、こうした三叉神経への影響と思われる不定愁訴(医学的に診断がつかない症状)につながってくることが考えられます。痛みが痛みを呼び、首や肩の筋肉を緊張させ、辛い肩こり症を作っていってしまいます。

血管・神経への影響

頭蓋骨と頸椎は連結しながら、とても大きな動きをします。とくにその連結部では、大きな動きを許容しながらもその奥では重要な心臓呼吸に関する心臓呼吸中枢が、表では脳に入り込む4つの動脈がそれぞれ絶妙な配置で存在しています。これらを守りながら大きな動きをするのには、第2頸椎の中心突起と頭蓋骨と連結している第一頸椎とでなす軸周りの回転運動のおかげなのですが、ストレートネックだとこの動きに影響が少なからず及んでしまいます。ちょうど交通事故でムチウチ(頸椎ねん挫)と診断された方に現れる多彩な不具合(不定愁訴として最終的に症状固定の診断が下る)を訴える方もいらっしゃいます。

当院の施術

ストレートネックを起こす原因は、頸椎にあるだけではなく、体全体からの影響による部分がかなり大きいと言えます。頸椎だけがストレートという風に見えていても、全身のバランスが関係しており、頸椎がストレートでなんとかバランスした動きが取れるよう誤ったバランスのとり方で落ち着いてしまったという様にお考え下さい。

ですので、この誤りを本来の姿に戻していくのが治療ということになります。

正確な連動捻じれが出来るよう、つまり体全体でしなやかに大きな動きができるようにしていくことです。

そのために、行う施術は、頸椎への取り組み以外に、頸椎につながる脊柱全体、脊柱の重力を感作して反応する部分がちゃんと反応できるように仕向けていくことや、脊柱の土台である仙骨を支えている寛骨という骨盤の骨が、ちゃんと重力を感作して正しくバランスが取れているかといったことや、頭蓋骨と頸椎についてこの領域のバランスをとっている筋肉から全身へとつながっていく(筋連帯していく)筋肉、これら全体を包み込んでいる筋膜の問題にもに目を向け、施術を行っていきます。

また、ご本人にも正しい体の動きを身につけていただくため、それに応じた体操や関節のトレーニングに取り組んでいただきます。このようにして、正しい体を一緒に作っていく計画をします。